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山下ふ頭のまちづくりを舞台に市民は未来のために連携、共同していきましょう     

  • 5月5日
  • 読了時間: 5分

更新日:5月8日

「市民がつくる山下ふ頭未来検討会」実行委員会・代表の中村寛三さんから、投稿をいただきました。


 ご覧いただくのは、「宇宙から見ても海から見ても緑」、100年後の山下ふ頭のイメージ図です。裏の面には、LRTと水上交通でネットワークされた都心臨海部の未来路線図も描かれています。

 私たち「市民がつくる山下ふ頭未来検討会」実行委員会はいま、横浜市民の夢がつまった山下ふ頭の未来像をA3判のチラシにして、ひとりでも多くの市民の皆さんにご覧いただこうと、配布しているところです。

 というのも、横浜市が山下ふ頭再開発の事業計画案をつくって、5月31日まで「市民意見募集」をしているからです。この事業計画案は57ページに及ぶ長いもので市民が読み通し、意見を出すのは簡単ではありません。そこには、「日本最大級の緑の空間」とか、「市民が結ぶ市民の輪」など市民受けする言葉が並んでいますが、よく読むと、世界からの旅行者の目的地になるような観光地として、またイノベーション企業を誘致する拠点として大規模開発をしようとする計画案です。


 私たちは、これまで市民が市に寄せた意見を事業計画案に反映していただくよう、市民の思いをカタチにした将来像を「市民の提案」をつくるために、約5カ月間に計7回の集会、会合を重ねました。カジノを止めて以降、どんな山下ふ頭にしたらよいか、市民の中でのさまざまな努力がありましたが、それを引き継ぐものでした。

2月20日、「市民がつくる山下ふ頭の未来提案発表の集い」を開いて、5つの「市民の提案」としてまとめ、3月2日、横浜市に提出しました。まちづくりの理念として、「コモンズ(市民の共有地、市民のための公共空間)、自然再生、市民自治」の3つを掲げています。

 

 「市民の提案」づくりには、「横浜にLRTを走らせる会」で活動しておられる藤村さんにもご参加していただき、山下ふ頭の内側だけでなく、アクセスを含む交通をどうするかについて提起していただき、議論しました。

議論を通じて、皆さんの活動の目指すところが、これまでの車中心の交通のあり方から、未来世代の人にやさしい「ウォーカブルシティ」に進化・転換させることにあることを理解できました。まさに、時代が大きく転換点している時、限界に来ているこれまでの効率性、収益性追求のシステムを超えて、未来の市民のための新しいまちづくりを切り開こうとしている点で、思いは同じだと共感しました。


もう一つの気づきは、一緒に「市民の提案」づくりをやってみると、お互いに連携することが大きな力になり、お互いの活動目標実現の力にもなるということでした。市内各地でまちづくりを実践している市民団体・グループが、それぞれ、バラバラを超えて、山下ふ頭のまちづくりを舞台にして、共同し合うことがとても重要だと思っています。連携は顔と顔を合わせること、情報を交換することから始めるとよいと思います。その点で今回、私たちの活動を紹介いただいたことに感謝しています。

私たちの活動は、実行委員会の事務局を務めている「市民による市民のための山下ふ頭を求める会(準備会)」の、ウェブサイトは以下です。ご覧いただければ、幸いです。https://shiminnotameno-yamashitafuto.studio.site/

これを機に、あらためてよろしくお願いします。


中村寛三(「市民がつくる山下ふ頭未来検討会」実行委員会)

追加のお知らせ


山下ふ頭問題、ご存じの通り3月12日に横浜市が事業計画案を公表、

4月7日から5月31日まで、市民意見募集を行っているところです。

新たな段階に入っての、私たちの取り組みについてのご報告です。

1、事業計画案は57ページの長いもので、「市民意見募集」と言っても

普通の市民にとってはなかなか意見が述べにくいものになっています。

なんだか、普通の市民にとっては読み通すことさえできないもので、

市民の意見を聴いたというアリバイづくりのようにしか受け取れません。

しかも、これが市民意見を聴くのは最後で事業計画を策定するというの

ですから。

事業計画案は、以下のところからダウンロードできます。

2、実行委員会として 3月30日と4月17日に事業計画案を検討する会を持ちました。

 専門家の菅さんにもご参加いただき、議論に加わっていただきました。

 結論としては、事業計画案に対比する形で「市民の提案」を市民に分かりやすく示して、

どちらがよいか選択してもらうような状況をつくろうということになり、チラシ作成の

の作業に入りましたが、結構時間を費やしました。

3、4月30日に、市の事業計画案が公表されてから初めての記者会見を行いました。

内容は、事業計画案の問題点、対比して「市民の提案」のチラシ(A3裏表)の紹介、

これからの運動の進め方(パブコメ対応にとどまらず)の紹介などです。

神奈川、東京、朝日の3社が来ましたが、うち神奈川が5月10日の鶴見の取り組みを

載せてくれました。

 記者会見メモ、チラシを添付しておきます。

これからの運動は、チラシを大量に配布すること、できるだけ多くの地域、団体で

説明を聞いていただく機会をつくること、これらを通じて、パブコメに意見を出す

運動などを展開し、秋に予定されている事業計画策定に影響を及ぼしたいと思っています。

4、鶴見の取り組みのほかに、 5月26日に ヨコハマ市民自治を考える会が幸田先生を招いて、

「民設民営」の問題に焦点を当てて、市民参画のあるべきカタチについて、講演と討論会を

開くことも決まり、準備に入っています。他でも追求中です。

5、とにかく港湾局は、事業計画案を公表して2か月足らずの市民意見募集を最後に市民の意見を聴かない拙速な進め方をしていますので、各地の取り組みを積み上げて、これまでよりも規模の大きいシンポジウムなり、討論会などができればと思っています。大きな世論をつくらなければ、

市は既定方針で進むと思っています。神奈川新聞の社説も送ります。

 お目通しいただいて、これまでの取り組みなどにご意見、気づかれた点などありましたら、ぜひ、メールください。

 また、よろしければA3チラシの拡散などしていただければ幸いです。

引き続き、よろしくお願いします。

 中村寛三拝。

神奈川新聞2026年4月18日社説





 
 
 

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